アキヨシデンタルクリニック
むし歯の進行度C3
公開日:2018年2月9日 最終更新日:
こんにちは。歯科助手の曽我です。
むし歯の進行度は、CO、C1,C2までお伝えさせていただきましたね。
今回は、C3についてお話しさせていただきます(*^^*)
~虫歯の進行度C3~
むし歯の原因菌(細菌)が歯のエナメル質を溶かして進み、C2では時々痛みを感じたり、しみたりします。
痛いけど、そこまで気にならないし・・たまにしみるくらいだから大丈夫かな・・?と、そのまま放置していると細菌は象牙質をどんどん溶かしていき、歯の神経(歯髄)がある部屋(歯髄腔)まで到達してC3になります。
ここまでむし歯が進行するとこのような症状がでます。
●何もしていなくてもズキズキと痛みを感じる。
●我慢のできない激しい痛みを感じる。(夜に寝られないほど)
●冷たいもの・温かいもの・甘いものがしみる。
みなさん、こんな辛い思いはしたくないですよね(>_<)
これは歯の神経の炎症によって引き起こされる歯髄炎が原因です。
こうなると歯の神経をとらなければいけません。
「歯の神経をとる!」とは、歯の内部に入っている神経を取り除くことです。
歯を抜く!!と思われる方が多いですが、歯は抜かないので安心してください。
【C3のむし歯の治療法】
歯の内部の治療、根管治療をします。歯内療法とも言われています。
むし歯は、一度なると自然治癒することはありません。
何かしらの症状を感じた時には、早めに歯科医院を受診してください。
根管治療については、また詳しくお話しさせていただきますね(^^)/