こんにちは
滋賀県草津市の歯医者 アキヨシデンタルクリニックです。
今日は記録的な大雪で、驚いています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日のブログはは顎骨壊死(がっこつえし)についてです。

顎骨壊死(がっこつえし)とは?
骨粗しょう症やがんの治療薬を服用している方の間で、「顎骨壊死(がっこつえし)」という言葉を聞く機会が増えています。
顎骨壊死は、歯科治療、特に抜歯と深く関係することがある病気です。
この記事では、
• 顎骨壊死とは何か
• 原因となる薬
• 歯科治療との関係
• 予防のために歯科医院ができること
を分かりやすく解説します。
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顎骨壊死とは?
顎骨壊死とは、あごの骨が壊死し、骨が口の中に露出して治りにくくなる状態を指します。
正式には「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」と呼ばれています。
特に、骨の代謝を抑える薬を使用している方に起こる可能性があります。
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顎骨壊死の主な原因|骨粗しょう症・がん治療薬
顎骨壊死の原因として知られている代表的なお薬は以下の通りです。
骨粗しょう症の治療薬
• ビスホスホネート製剤(アレンドロン酸、リセドロン酸 など)
• デノスマブ(プラリア® など)
がん治療で使われる薬
• 骨転移治療薬
• 一部の分子標的薬
これらの薬は、骨を強く保つ重要な薬ですが、
一方で顎の骨の治癒を遅らせることがあります。
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抜歯と顎骨壊死の関係
顎骨壊死は、特に次のような歯科処置をきっかけに起こることがあります。
• 抜歯
• インプラント手術
• 重度歯周病の放置
• 合わない入れ歯による慢性的刺激
そのため、
「骨粗しょう症の薬を飲んでいる=すぐ抜歯できない」
というわけではありませんが、慎重な判断が必要です。
当院では、上記の薬を使用している患者様で、抜歯が必要な場合は、口腔外科への紹介をおこなっております。
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顎骨壊死の症状
初期は自覚症状が少ないこともありますが、進行すると以下の症状が見られます。
• 歯ぐきの腫れや痛み
• 歯ぐきが治らない
• 骨が口の中に見える
• 膿が出る
• 顎の違和感・しびれ
これらの症状がある場合は、早めに歯科医院へ相談することが重要です。
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顎骨壊死は予防できる?
顎骨壊死は、適切な予防と管理でリスクを大きく下げることが可能です。
歯科医院で行う予防対策
• 服用中の薬の確認
• 抜歯や外科処置の必要性を慎重に判断
• 口腔内の感染源(歯周病・むし歯)の早期治療
• 医科(内科・整形外科・主治医)との連携
患者さんにできること
• 服用中の薬を必ず歯科医院に伝える
• 定期的な歯科検診を受ける
• 痛みや腫れを我慢しない
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骨粗しょう症の薬を飲んでいても歯科治療はできる?
多くの場合、適切な管理のもとで歯科治療は可能です。
自己判断で薬を中断したり、治療を避ける必要はありません。
歯科医師が全身状態や服薬状況を確認し、安全性を最優先に治療計画を立てます。
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まとめ|顎骨壊死が心配な方へ
顎骨壊死は、正しい知識があれば過度に怖がる必要はありません。
大切なのは、
• 薬の情報を正確に伝えること
• 早めに歯科医院へ相談すること
• 定期的な口腔管理を行うこと
骨粗しょう症のお薬や抜歯について不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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