こんにちは!
草津市の歯医者アキヨシデンタルクリニックです。
皆さんは、「朝起きたときに顎が疲れている」「歯がすり減っている」「パートナーに歯ぎしりを指摘された」――そんな経験はありませんか?
これらはもしかすると「睡眠時ブラキシズム」という症状かもしれません。
今回は、知らず知らずのうちにお口や体に負担をかけてしまう「睡眠時ブラキシズム」について解説します。
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◆ 睡眠時ブラキシズムとは?
「ブラキシズム」とは、歯ぎしりや歯のくいしばりなど、本来の咀嚼とは無関係な歯の動きのことをいいます。
特に、睡眠中に無意識で行われるものを「睡眠時ブラキシズム」と呼びます。
日本人のおよそ10~15%にみられるとも言われており、自覚がないまま進行してしまうのが特徴です。
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◆ 主な症状
• 朝起きたときの顎のだるさ・痛み
• 歯のすり減り・ひび割れ
• 詰め物・被せ物の脱離
• 冷たいものがしみる(知覚過敏)
• 頭痛や肩こり
• パートナーに歯ぎしりの音を指摘される
歯や顎の症状だけでなく、全身の不調につながることもあります。
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◆ 原因はさまざま
睡眠時ブラキシズムは、複数の要因が絡み合って起こると考えられています。
• 日中のストレスや不安
• 噛み合わせの問題
• 睡眠の質の低下
• 飲酒・喫煙・カフェインの摂取
• 薬の副作用(一部の抗うつ薬など)
特に、ストレスとの関連は非常に大きいとされています。
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◆ 放置するとどうなるの?
放置してしまうと、歯の摩耗や破折だけでなく、顎関節症や咬合不全(かみ合わせの崩れ)へと進行することがあります。
将来的な歯の寿命を縮めてしまう恐れもあるため、早期の対策が大切です。
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◆ 歯科でできる対策
当院では、以下のような対策を行っています。
● マウスピース(ナイトガード)の作製
就寝時に装着することで、歯や顎へのダメージを軽減します。
● 噛み合わせのチェック・調整
必要に応じてかみ合わせの調整を行い、負担の偏りを改善します。
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◆ 気になる症状があれば、まずはご相談を
睡眠時ブラキシズムは、自覚しにくいものですが、歯科医がいち早く気づくことのできる症状のひとつです。
「もしかして…?」と感じたら、お気軽にご相談ください。早期発見・早期対策が、大切な歯と健康を守る第一歩になります。
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アキヨシデンタルクリニック|草津市の小児・矯正歯科
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