アキヨシデンタルクリニック
指しゃぶりについて➁
公開日:2018年11月22日 最終更新日:
こんにちは。
歯科衛生士の川北です。
先日、院外研修でザ・リッツカールトン大阪 ラ・べさんに行ってきました。
スタッフの方の対応や心配りが素晴らしく、見習わせて頂きたいところがたくさんありました。
来院して下さる患者様に「心地良い」と思って頂けるよう、これからも頑張りたいと思います。
さて、前回からお話ししている指しゃぶり。
成長の証なので、ひと先ず見守って頂くようにお伝えしました。
では。いつまで見守れば良いのでしょう…
三歳になるまでの指しゃぶりは吸啜反射のなごりもあり、あまり神経質にならず見守りましょう。
三歳頃になる乳臼歯(奥歯)が生えてきます。
この時期に指しゃぶりをしていると、前歯がかみ合わない状態になるため、かみ合わせの事も考えて
そろそろやめるようにした方がいいと思われます。
4歳を過ぎるころには指しゃぶりを卒業している子が多いですが、中にはどうしてもやめられない
お子さんもいます。
お話しがきちんと理解できる頃になったら
「ばい菌がお口の中から入って風邪をひくよ」等、
本人に「指しゃぶりはやめた方がいい」と理解を促すのもおすすめです。
又、入眠前に安心する為に指しゃぶりをするお子さんの場合は
「今日から手をつないで眠ろうか?」と保護者の方が手をつないであげて下さい。
毎晩は難しいかもしれませんが、自然とやめられる良い方法です。
一度試してみて下さいね。