アキヨシデンタルクリニック
新型コロナウイルス感染予防と口腔ケア
公開日:2021年1月22日 最終更新日:
こんにちは
歯科衛生士の口村です。
また緊急事態宣言が出ているところもあり、まだまだ不安な毎日ですね。
先日、大阪都知事の吉村さんのツイッターで歯科医の照山裕子先生
新型コロナ感染防止をより徹底するにはどうすればいいのか
という興味深い記事をシェアされていました。
コロナウイルス感染予防になる情報です!
一部抜粋し、ご紹介します。
■新型コロナウイルスは、口のなかにばい菌が多い人ほど重症化しやすい
医師の間では、
「口のなかが汚いと、インフルエンザになりやすい、重症化しやすい」
というのが常識となっています。
実際、奈良県で行われた調査では、介護施設の高齢者に歯磨きなどの口腔(こうくう)ケアを徹底したところ、インフルエンザの発症率が10分の1に激減したという報告があります。
新型コロナウイルスについては、口のなかにばい菌が多い人ほど重症化しやすいことがわかってきています。
そして新型コロナウイルスはインフルエンザと異なり、唾液腺や歯ぐき、舌など、口のなかで増えることも明らかになりました。
コロナウイルス関連の論文は通常より早いスピードで学術雑誌に掲載されていて、どんどん新しいデータが出てきています。
そしてそのなかには、新型コロナに感染して重症化した人と、重症化しなかった人の口のなかのばい菌の数を比べてみると、
100万倍くらいばい菌が多かったという結果もあったそうです。
もちろん、まだ因果(いんが)関係のすべてが明らかにされたわけではありません。
ただ、口のなかを清潔に保つことが、感染症リスクを低下させることは間違いないでしょう。
■舌が白く汚れている人は、感染症の重症化リスクが高い
なぜ、口のなかが汚いと感染症に弱くなるのか。
これは、おもに歯周病が原因です。
歯周病菌は歯と歯ぐきの隙間の「歯周ポケット」とよばれる場所のほか、舌の表面のデコボコのなかにもたくさん潜(ひそ)んでいます。
とくに、舌が白く汚れている人は、感染症の重症化リスクが高いといわれています。
汚い口のなかでは、歯周病菌が繁殖してしまいます。
歯周病菌というと、歯周病や口臭など、口のなかのトラブルに限定したばい菌だと思っている人も多いかもしれません。
しかし、歯周病菌はあなたの想像以上に、体にさまざまな悪さをします。
たとえば、歯周病菌はプロテアーゼという「タンパク質を破壊する酵素(こうそ)」を出します。
歯周病菌はノイラミニダーゼという、インフルエンザウイルスの増殖を助けてしまう酵素も生み出します。
歯周病菌が多いと、インフルエンザウイルスが増殖しやすい環境になってしまうのです。
新型コロナウイルス感染予防対策はまだ分かっていないこともありますが
口腔ケアが一番の予防につながります。
アキヨシデンタルクリニックで口腔ケアのお手伝いをさせて頂ければと感じました。
院内の感染予防対策はしっかりとさせて頂いてるので安心してご来院くださいね。
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