歯を抜く際の注意事項について

歯科治療について

こんにちは。歯科医師の横家(よこや)です。

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、昨年の4月に愛知から滋賀に引っ越してきたので、滋賀県の寒さに驚いています。

さて、今回は大人の方の歯を抜く時の注意事項をお話しできたらと思います。


歯を抜く(抜歯)理由としては様々あります。例えば、

・むし歯が進行し残せなくなってしまった

・歯自体が根っこから割れてしまった

・歯周病が進行し骨が溶けて歯がグラグラしてきてしまった

・矯正をする際に抜歯が必要になった

・親知らずの抜歯

などなどです。

 

では、歯を抜く(抜歯)際にはどのような注意が必要なのでしょうか。

 

(抜歯前) 

高血圧と診断された方、高血圧の可能性のある方

骨粗鬆症の薬を飲んでいる方、打っている方

血液がサラサラになる薬を飲んでいる方

糖尿病の薬を飲んでいる方

などなど、注意する方は多くいらっしゃいますので、内服している薬はすべて歯科医師にお伝えください。

抜歯をするにあたりリスクを伴う可能性のある患者様に関しましては、通われている病院の担当医に抜いていいかの確認を手紙でやりとりする場合や、大学病院などへ紹介させていただくことがあります。

炎症(腫れや熱っぽさ)はありませんか?

痛みなどの炎症がある状態での抜歯は、場合により麻酔が効きにくかったり、抜いた後も出血や痛みが多くなることがあります。

その為、抗生物質などを飲んでいただき少し炎症が落ち着いてからの抜歯のご案内になる可能性があります。

(抜歯前後)

抜歯の前後の予定に気をつけて

抜歯後はなるべく歯に負担が少ないもの(おかゆ、うどん等)を食べていただきたいので、当日や数日間の食事会などは我慢が必要になるのでなるべく避けましょう。

たばこはなるべく控えて

たばこは傷の治りを遅くしてしまったり、傷口を守ってくれる血餅が形成されにくくなったりはがれてしまうことがあります。

そして、喫煙によって血餅がはがれてしまうと抜歯後の穴がふさがることができず、ドライソケットという歯を支えている歯槽骨にまで直通してしまい1カ月ほど激痛が続いてしまうことがあります。

 

(抜歯後)

抜歯後の血流が良くなることは避けましょう

お風呂は湯船でなくシャワー程度にしていただき、激しい運動、飲酒なども避けてください。固まりかけた血がまた出てしまったり痛みが出る場合があります。

強いうがいや口をゆすぎすぎないで

固まりかけた血のかさぶたが取れてしまったり、血が止まりにくくなることがあります。

抗生剤は飲み切る

決まった量を飲み切ることで効果が出てくるので、必ず飲みきってください。

基本 朝.昼.夜の食後に1錠ずつ

患部を冷やさないで

冷却によって組織が硬くなり痛みが増強するリスクがあります。また、血流を妨げることで、傷の治りが遅くなるリスクがあります。

 

いかがでしたでしょうか。

抜歯後も注意事項の紙をお渡しし、説明もいたします。

歯に悩みを抱えていらっしゃる方は、まず一度ご来院下さい。

みなさまのご来院、スタッフ一同お待ちしております。

 

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