指しゃぶりについて

子どものお口について

こんにちは。

歯科衛生士の川北です。

朝晩冷えこんでまいりましたね。我が家は冬布団をだしました

かぜをひかないように元気に冬を迎えましょう。

 

さて、今回からは指しゃぶりのお話しです。

指しゃぶりは、上下の歯が咬み合わない「開咬」や出っ歯と呼ばれる「上顎前突」などの原因になることがあるため、気にされている保護者の方も多いと思います。

 

まず、指しゃぶりはなぜするのか?ですが

赤ちゃんには吸啜反射という、おっぱいやミルクを飲むために必要な機能があります。

口に触れたものなら何でも吸うという本能的な行為です。

赤ちゃんに何も教えなくても自らおっぱいやミルクを飲もうとするのは、吸啜反射があるからです。

赤ちゃんはそばにきたもの、指などなんでも口に持って行ってしゃぶります。

そうしてこれは○○だ、これは△△だと学習しています。

ですから、赤ちゃんにとって指を吸うということは成長の証として大切なことであり、楽しい遊びの一つとして見守っていただけるといいと思います。

 

次回は、いつまで見守ればいいのかについてお話ししていきます。

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