指しゃぶりについて➂

子どものお口について

こんにちは。

歯科衛生士の川北です。

今年も残すところ10日となりました。

皆さん、大掃除は終わりましたか?

もちろん私は終わっていません。。。

年内に終わらない気すらしていますが、なんとかすっきりさせて、気持ちよく新年を迎えたいと思います。

 

さて前回と前々回で指しゃぶりについてお話しをさせて頂きました。

今日は引き続き、指しゃぶりが原因で起こりやすい歯列不正についてお話しをしていきます。

 

開咬(かいこう)

噛み合せた時に後ろの歯だけが噛みあっていて、前歯はすき間が開いる状態です。

前歯でものを噛みにくくなり、発音もしにくくなります。

開咬

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

出っ歯と言われる状態です。

指をしゃぶる時に前歯には持続的に力が加わります。そのためその力によって前歯が前に出てしまいます。

上顎前突

交差咬合(こうさこうごう)

噛み合せた時に上下の歯が交叉したような状態です。

指を吸う時に奥歯が頬の筋肉に押されてしまい、上の歯並びが狭くまることからおこります。

交叉咬合

 

顎の骨格に影響が出始めるのは5歳くらいからと言われていますが、将来の歯並びの事も考えて3歳を過ぎたら

少しずつ止められるようにしていけると良いと思います。

 

次回は私の指しゃぶり体験記をおつたえします!

 

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