アキヨシデンタルクリニック
顎関節症について
公開日:2024年5月7日 最終更新日:
こんにちは。草津市の歯医者アキヨシデンタルクリニックです。
ゴールデンウィークは皆さんどのように過ごされましたか?
今回は、顎関節症についてお話したいと思います。
・顎関節症の分類
顎関節症の分類は大きく分けて4つに分類されます。
- 咀嚼筋痛障害:あごを動かす筋肉に痛みが生じた状態
- 顎関節痛障害:顎関節に痛みが生じた状態
- 顎関節円板障害:顎関節の中の関節円板(顎関節の骨と骨の間にある組織)がずれた状態
- 変形性顎関節症:顎関節を構成する骨が変形した状態
このような状態に至る原因にはさまざまなものがあり、歯のかみ合わせの異常、精神的緊張やストレスによる顎関節への負担、歯ぎしり、食いしばり、頬杖やうつぶせ寝、噛みくせなど日常生活のくせなどがあります。
・顎関節症の症状
顎関節症の代表的な症状は、
「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」
の3つです。
このうち、「顎関節雑音」は、「痛みがなく」「十分に口が開けられる」ならば治療の必要はありません。
簡単な目安として、自分の手の人差し指・中指・薬指をそろえて並べたときの幅(3横指:さんおうし)よりも大きく口を開くことができれば、「十分に口が開けられる」と判断します。
しかしながら、いままで「関節雑音」があったのに、突然音がしなくなった場合は要注意です。
「開口障害」が生じている可能性があるので、3横指入るか確かめてください。もし、3横指が入らなかったら、できるだけ早くご相談ください。
・治療方法について
顎関節症は、患者さんご自身のセルフケアが第一の治療法です。
痛みがある場合はまず安静を心がけ、口を大きく開けたりあごを使いすぎたりしないようにする必要があります。そのほかに、以下の点を心がけることで症状が改善することがあります。
- 硬いものは避け、おかゆ、軟らかい麺類など、かまなくてよい食事を取る
- 顔の筋肉をほぐし、上下の歯が接触しないようにする
- 大きなあくびや長時間の歯科治療など、口を大きく開ける動作は避ける
- うつぶせ寝はしない
- 長時間の同じ姿勢を避ける、猫背やあごを突き出すような姿勢を改善する
- 首をひっぱったり、頬杖をついたりしないようにする
顎関節症は、一度症状が緩和しても、顎関節に負担がかかる生活を続けていると、症状が再度悪化することがありますので、注意して生活することが重要です。
顎関節症でお困りの方は一度お問い合わせください。
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