アキヨシデンタルクリニック
歯ブラシの歴史①
公開日:2018年9月7日 最終更新日:
こんにちは。歯科衛生士の野田です。
毎日、歯磨きをするときに使う歯ブラシ。
そもそもなぜ、人間は歯ブラシを使って歯を磨くようになったのでしょうか?
今回からこの「歯ブラシの歴史」についてお話ししていきたいと思います!
歯ブラシはいつから使われているの?
その歴史は今から5000年前にさかのぼります。
歯ブラシはまず、【爪楊枝】から始まったとされています!
紀元前3000年頃、メソポタミア文明の遺跡から黄金の楊枝が発見されており、これが最古の爪楊枝とされているようです。
古代インドの医書には、口腔洗浄、歯ブラシ、歯磨き、歯石除去についての処方が書かれていて、歯ブラシは「虫食いのない木(ニーム)」を使うように勧めているのです。
インドでは今でもニームの小枝を折って歯を磨く文化が残っている地域もあるそうです。
日本では、6世紀の仏教伝来とともに「歯木」が伝えられ、歯や舌を清掃するようになったと言われています。
では、現在のような形の歯ブラシはいつ登場したのでしょうか。
次回はこの続きからお話ししていきますね😊