アキヨシデンタルクリニック
知覚過敏について
公開日:2024年8月19日 最終更新日:
こんにちは
草津市の歯医者アキヨシデンタルクリニックです。
まだまだ暑い日が続いていますが、体調に気を付けて過ごしていきたいと思います。
さて、今日は知覚過敏についておはなしします。
【知覚過敏とは】
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、
特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。
【原因】
知覚過敏(象牙質知覚過敏症)とは、冷たい水や歯磨き時の刺激に対して、
歯と歯茎の境目や歯の根の部分の感覚が過敏になって発症する、一時的な痛みを伴った疾患です。
【主な原因】
・歯肉退縮(歯茎の位置が下がること)
・不適切な歯磨き
・ブラキシズム(歯ぎしり等)
・酸性の物の過剰摂取
・胃酸に酸食症(逆流性食道炎等)
※虫歯や歯髄炎、歯のヒビ、歯の破折でも、しみる症状が発症する場合がありますのでご注意下さい。
【知覚過敏の予防法】
〇正しいブラッシングをする
過度に力を入れて歯磨きをすると、エナメル質が徐々に削られて知覚過敏を起こす場合があります。
正しいブラッシングをすることにより、エナメル質の摩耗を防ぎ、知覚過敏の予防・症状緩和につながることがあります。
力任せに磨くのではなく、軽い力で優しく丁寧に磨きましょう。
どうしても力が入りやすい方は、手先が柔らかい歯ブラシがおすすめです。
〇知覚過敏用の歯磨き粉を使う
・乳酸アルミニウム
・硝酸カリウム
この2つが知覚過敏を予防する主な薬用成分です。
継続的に使用することで、知覚過敏の予防、症状緩和につながります。
〇歯ぎしり、くいしばりに気をつける
日中に噛み癖、くいしばりがある方は意識して無くせるように気をつけましょう。
夜間に歯ぎしり、くいしばりがある方は、睡眠時にマウスピースを装着して、歯に過度な力がかからないようにしましょう。
〇酸を控える
酸性の飲食物をとった後は、歯の表面が少し溶けた状態になります。
しばらくすると、唾液の働きで歯の表面は再石灰化しますが、摂取する量が多かったり、長時間摂取していると歯の表面はどんどん溶けてしまいます。
嗜好品なので、辞めるのは難しいと思いますが、量を控えたり、時間を決めて摂取するようにしましょう。
以上が、知覚過敏の原因と予防です。
知覚過敏は一時的にしみるのが特徴です。
ずっとしみていたり、ズキズキ痛む場合は、気が付かないところに虫歯があるかもしれません。
しみるのが強い、気になる方は、早めに歯科医院を受診するようにしましょう!
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