アキヨシデンタルクリニック
タバコと歯周病①
公開日:2019年9月20日 最終更新日:
こんにちは!!
歯科衛生士の野田です。
朝晩は少しずつ冷えてきましたね。
布団を薄いのにするか・・・厚手のにするか・・・悩んでいます💦笑
体調を崩さないように気を付けていきたいと思います☆
今日は、タバコと歯周病についてお話しします。
まず、タバコを吸う事自体が歯周病の原因になるのでしょうか?
歯周病の直接的な原因になりません。
歯周病は、歯垢(プラーク)により起こる病気です。
歯垢(プラーク)については、過去の投稿「プラークって?①②」を見てみて下さい。
歯周病に罹ってしまった人が喫煙していた場合は、喫煙が歯周病を悪化させる因子になってしまうのです。
お口は、タバコの影響を最初に受ける器官なのです!!
タバコの煙には数千もの化学物質が含まれています。
では、タバコの成分がどのように口の中に悪影響を与えるのでしょうか?
①一酸化炭素
歯茎などの組織への酸素供給を妨げます。
②ニコチン
一種の神経毒で、血管を縮ませるので、歯茎が酸欠・栄養不足に状態になります。
これらの影響で、歯茎が腫れにくくなり、出血しにくくなる為、歯周病に罹っても病気が現れにくい歯茎になってしまいます。
なので、歯周病の発見が遅れてしまうことがあります。
早期発見には、歯科医院でメンテナンスが必要です。
定期的にメインテナンスをしていきましょう。